94 家具・工房
服部工芸家具 
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和家具の良いところはやさしさ。 和を以って尊しとなす。
服部工芸家具 服部守正 Morimasa Hattori 



飾棚(みずめ桜) 95cm×80cm×35cm

服部守正さん(58)は30年前に神戸港で荷役のアルバイトをしていたころ、大阪の高島屋で開かれていた全国工芸展で松本民芸家具と出会いました。
 これだ、と思い休暇をとって松本へ。池田三四郎さんと会って話をすることができ、民芸家具に入って良いと言っていただきました。普通もっと若くて入るので、当時28歳の服部さんは幸運でした。
 奥さんの久代さんと1歳の長女をつれて松本に移り住むことになりました。親方について5年間勉強。給料は少なくても、 すぐノミやカンナも触らせてもらえたので、箱物でも椅子でもなんでも作り、その熱意で技術を身に付けることができました。



国際スズキ協会
鈴木慎一ライブラリー


その後独立しましたが、お客さんが無い。 仕事をとってくるのが大変。 神戸の友人が遊びに来て、三宮のギャラリーで個展をやってみたら、と勧めてくれました。そのころはギャラリーで家具なんて展示することはなかったので反響があり、注文をもらえるようになったのです。それ以降、銀座、名古屋、大阪、神戸などで個展を開いてきました。
 「材料はミズメ桜が半分以上、注文は和家具が多いです。和家具の良いところはやさしさ。和を以って尊しとなす、の和とおなじでしょ。 木を大切にしていて、繊細ですよね。」




 「私のは全部オリジナルなんですよ」と誇らしげに扉を開けて見せてくださったこれ(写真上)は「アズナブールに捧げる未来家具」。もしかして弥勒菩薩では?顔は多治見で焼いてもらったそうです。服部さんは一見怖い職人さんのようですが、なかなかユーモアのある方なんです。

「創作落語も作っているんですよ高座名は『たんすやしかく』っていうんです。一人でこつこつ家具を作っているのでストレス解消に台本を書いていたんですが、演じてみたらけっこう受けたりして、やみつきになりました。着物はかあちゃんが作ってくれて。(うわっ贅沢!)」
「とても聴いてられませんよ」と久子さんは笑っていましたが・・・




「30年、いっぱい作った、何でも作ったですよ。北海道の旭川美術館から長崎プリンスホテルまで。今度、木馬を作ってみたんですよ。背はキリで乗り心地もやわらかくていいですよ。」
作品は公共施設やお店にも多く使われているので、各地で見ることができます。








服部守正さん



服部工芸家具 (家具・工房)
服部守正 

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TEL/FAX  0261-62-4357



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