67 陶器・工房
昇窯 平林昇
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自然とともに生活し、自然とともに制作し、
限りない美の真実を求めていく
昇窯 平林昇 Noboru Hirabayasi













備前焼の陶芸家と聞いて、お会いするまではちょっと怖かったのですが、 初めてお話するとは思えないほど、じつに無邪気な笑顔の素敵な方でした。

 平林さんは1996年に松川村を見渡す北アルプスの東斜面に穴窯を作り、昇窯(のぼるがま)と 名付けました。松川村生まれで、ムラ社会のなかでは「あすこの次男坊は・・」とつい言われてしまうくらいノビノビ育ったようです。



 武蔵野美術短大で油絵を専攻。在学中、絵の表現に行き詰まっていた頃、美濃焼の松山祐利氏に出会いました。
「その先生が好きだったんです。勝手に生きてる感じが。最後は好きなことやって生きた方が勝ちかな、僕もそんな風にしたいな〜って思って。」
 その後、岡山で備前焼きの山本出(いずる)氏の内弟子として修行しました。

 縁があって松川に戻ってきて、自分で窯を築き備前の土を中心に用いて作陶を続けています。足でロクロを回しながら形を作り、釉薬を使わず、松の火力だけで8日間焼きしめるのです。かぶった灰が融け、流れ、炎をまとったような花入れは自然そのものに命をもらったようです。



「土が命というけれど、自分がどんなふうに生きるのかが大事だよね。 自分の焼き物は好きだけれど、あまり他の人の作品は見ないんです。
 でも、何かをやっている人が好き。 作ることも好きだけれど、使うことが好き。食べること、飲むことが好き。花が好き。」
 
 こんなおおらかな人が作っているのがいいんですよね。 二人の息子さんといると3兄弟のやんちゃ坊主のようでした。



昇窯 平林昇  (陶器・工房)
平林昇  
〒399-8501 北安曇郡松川村3363-1097  
TEL 0261-62-4278
E-mail : hirarin☆dia.janis.or.jp (☆を@に変えてください)

作品の販売  有 (訪問には事前連絡が必要です)


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